ロボノアニメ化されましたねー。
シュタゲに比べて早かったです。
記事が遅くなりましたが、先月ロボノクリアしました。
アニメに間に合わせたかったんですが、ちょっと間に合わず。
とりあえず、感想を記事にしてみましたのでご参考にどうぞ。
[ストーリー]
2019年・・・世界線変動率「1.048596」
種子島にある中央種子島高校に通う八汐海翔と
瀬ノ宮あき穂はロボット研究部に所属していた。
しかし、部は廃部の危機。理由は部長のあき穂が
学校に去年の10倍もの予算を請求したためである。
歴代の部員が作ってきた「実物大ガンヴァレル」を
東京万博出展に向け完成させるため、
学校に去年の10倍の予算を請求したのが原因だった。
教頭が部の存続の条件にホビーロボの大会での優勝を提示してきた。
そんな中、八汐海翔は偶然とある“リポート”を見つける。
平和で穏やかだと思っていた種子島で見つかった
そのレポートはこの世界の陰謀を暴く告発文書であった・・・
あらすじがうまくまとまってなくて申し訳ない(^_^;)
ストーリーは大きく2つの流れがあります。
1つは実物大ガンヴァレルやロボ部の奮闘を描いていて
もう1つは偶然見つけた「レポート」をめぐり
前2作の科学ADVに関連した話。
ここでポイントなのが、過去の科学ADVと
つながってはいるものの世界線は違うということです。
完全につながっているとあちこち矛盾がありますが、
直結ではなく「こういう世界線もあるよ!」という
あくまで続編ではなく派生作品という位置づけと思われます。
なので、過去の科学ADVは頭の隅に置きつつ
過去の作品のキャラが出てきたらゲスト出演的に考えましょう。
[グラフィック]
キャラが3Dでヌルヌル動くようになりました。
3Dというか2.5Dって感じですかね。
特定のシーンでは2DのCG、ところどころ3Dのムービーも入ります。
[システム]
このゲームの中ではスマホの進化形として
仮想の携帯端末「ポケコン」が登場します。
ポケコン自体は色んな機能がついてるんですが、
実際ゲーム内でプレイヤーが使用するのは主に2つの機能です。
1つめはツイッターをオマージュした「ついポ」です。
ついポでの返信がルート分岐に影響します。
また、特定のやり取りをすると過去の科学ADVの登場人物を
フォローすることができます。
2つめは「居ル夫。」です。
ポケコンを通して見た対象に様々な情報(ジオタグと呼ばれる)
を付加する機能があり、キャラクターのプロフィールが見れたり、
説明書きが見れます。
この機能はルート分岐こそ影響しませんが、
ストーリーには大きく関わってくる機能です。
[実績]
ADVなので難しい実績はありませんが、
シュタゲよりもフラグ立てに失敗しやすいと思います。
ルート分岐であるついポの返信はタイミングが限られており、
しかもついポでの書き込み状況はシュタゲのメールと違い
知らせる機能がありません。
そのため、ロードが入って場面が変わるたびに
ポケコンをチェックしなければなりません。
そこがちょっと面倒ですね。
[GOOD]
・ほのぼのとサスペンス要素のバランスがいい
・デイリーログがありがたい
・ついポを読むのが楽しい
ロボノは正直ロボットばかりだと思っていたのですが
300人委員会絡みの話もかなり出てきて面白かったです。
過去2作よりも明るい雰囲気でほのぼのしていたのに
300人委員会の話が出てきたあたりで急に不吉な予感がしてきて、
不気味なサスペンス要素が出てくる。
一部でそういう不気味さもありながら、ほのぼのしたところは
ほのぼのしていたり。
うまくバランスが取れていたように思います。
日付ごとにやり直せるデイリーログの機能が非常に便利でした。
好きなシーンだけもう一度見たりやり直したりできます。
カレンダー形式なので時系列もわかりやすいですしね。
こういう機能はぜひ今後も搭載してもらいたいです。
あと、ポケコンを操作するのが面白かった。
特に面白かったのはついポですね。
本当にツイッターをうまく模写してるというか、
ああ、こういうツイートするやついるなっていうのが多くてw
メインキャラクターよりも、それ以外の人物のツイートを
読むのが楽しかった。
何かのイベントシーンの後はがっつり読んでましたね。
[BAD]
・各キャラのENDがENDになっていない
・ついポの書き込みにお知らせ機能がついていない
・主人公に魅力がない。メインヒロインも微妙。
過去2作に対して明らかに劣る点は、各キャラの個別ENDの
ショボさだと思います。
過去2作は個別ENDでも、メインストーリーが何らかの形で
まとめられて終了していました。
しかし、本作では各キャラの個人的問題が解決しただけで
メインストーリー的には何も終わっていません。
ロボノは夏に始まり、最終的には冬まで続く
数ヶ月に渡るストーリーとなっています。
その数ヶ月の中に各ヒロインたちにスポットを当てて
描かれる「月」があります。それが本作の個別ENDです。
大きなストーリーの流れの一部「通過点」として
描かれているだけです。
通過点の一つとしてしか描かれないのなら
END分けた意味がないと思うんですよね。
しかも、10月はサブヒロイン①、11月はサブヒロイン②
というように時系列も決まってしまっているので
フラグ立て失敗して時系列がバラバラになるくらいなら
いっそルート分けしなくてよかったと思うんです。
アニメ化があまりにも早かったことを考えると
最初からアニメ化するつもりでこういう形にしたのかも。
それにこちらのほうが脚本も楽でしょうしね。
キャラごとにメインストーリーを完結させなくていいわけですから。
そういう意味では一番作りこみが甘いのかもしれません。
あと、フラグ立てがしづらいなと感じましたね。
ストーリー上の選択肢でもなくシュタゲのように
メールの通知も来ない。
だから、気づくとフラグ立てに必要なツイートが
流れてしまっているということも。
しかも返信のタイミングがかなり短い場面もあり、
ちょっと会話が進むともうポケコンが開けないということも
結構ありました。
サブヒロイン全員のエンディングを見て
トゥルーエンドコースに入ると、
各キャラのツイートお知らせ機能がついて
画面に表示されるようになります。
今更、遅せーよ!!
むしろその機能こそ最初からつけるべきでしょう。
なんで分岐のないトゥルーエンドルートで
ツイートお知らせ機能つくのか意味がわからない。
それから、今までで一番主人公に魅力がないです。
全体的に他人事、ゲームの腕を鼻にかけており、
なぜか発言も全部上から目線。
みんなが頑張ってる中、ふんぞり返ってゲームやってるだけ。
最後のほう本気出してきますが、今更感情移入もできませんでした。
あとヒロインも後先考えず突っ走るタイプで
見てるこっちが呆れてしまうレベルでした。
この二人ばかりが登場する序盤は萎えかけました。
序盤の最後くらいから登場人物が増えたり
300人委員会の話が出てきて面白くなってきましたけど。
あともう少し序盤のノリが続いてたらやめてたかもしれません。
[総合]
ストーリーが面白くなるまでにやや時間がかかるものの
総合的に見るとそこそこ面白かったです。
ただし、科学ADVの中に順位をつけるなら
私は一番下にしますね。
ただ過去2作にない明るい絵柄・雰囲気なので
癒されたプレイヤーも多いのでは?
ゲームは高くてちょっと・・という人は
アニメを見てみるといいかもしれませんね。
[評価]3000/4100円
シュタゲに比べて早かったです。
記事が遅くなりましたが、先月ロボノクリアしました。
アニメに間に合わせたかったんですが、ちょっと間に合わず。
とりあえず、感想を記事にしてみましたのでご参考にどうぞ。
ROBOTICS;NOTES (通常版) (2012/06/28) Xbox 360 商品詳細を見る |
[ストーリー]
2019年・・・世界線変動率「1.048596」
種子島にある中央種子島高校に通う八汐海翔と
瀬ノ宮あき穂はロボット研究部に所属していた。
しかし、部は廃部の危機。理由は部長のあき穂が
学校に去年の10倍もの予算を請求したためである。
歴代の部員が作ってきた「実物大ガンヴァレル」を
東京万博出展に向け完成させるため、
学校に去年の10倍の予算を請求したのが原因だった。
教頭が部の存続の条件にホビーロボの大会での優勝を提示してきた。
そんな中、八汐海翔は偶然とある“リポート”を見つける。
平和で穏やかだと思っていた種子島で見つかった
そのレポートはこの世界の陰謀を暴く告発文書であった・・・
あらすじがうまくまとまってなくて申し訳ない(^_^;)
ストーリーは大きく2つの流れがあります。
1つは実物大ガンヴァレルやロボ部の奮闘を描いていて
もう1つは偶然見つけた「レポート」をめぐり
前2作の科学ADVに関連した話。
ここでポイントなのが、過去の科学ADVと
つながってはいるものの世界線は違うということです。
完全につながっているとあちこち矛盾がありますが、
直結ではなく「こういう世界線もあるよ!」という
あくまで続編ではなく派生作品という位置づけと思われます。
なので、過去の科学ADVは頭の隅に置きつつ
過去の作品のキャラが出てきたらゲスト出演的に考えましょう。
[グラフィック]
キャラが3Dでヌルヌル動くようになりました。
3Dというか2.5Dって感じですかね。
特定のシーンでは2DのCG、ところどころ3Dのムービーも入ります。
[システム]
このゲームの中ではスマホの進化形として
仮想の携帯端末「ポケコン」が登場します。
ポケコン自体は色んな機能がついてるんですが、
実際ゲーム内でプレイヤーが使用するのは主に2つの機能です。
1つめはツイッターをオマージュした「ついポ」です。
ついポでの返信がルート分岐に影響します。
また、特定のやり取りをすると過去の科学ADVの登場人物を
フォローすることができます。
2つめは「居ル夫。」です。
ポケコンを通して見た対象に様々な情報(ジオタグと呼ばれる)
を付加する機能があり、キャラクターのプロフィールが見れたり、
説明書きが見れます。
この機能はルート分岐こそ影響しませんが、
ストーリーには大きく関わってくる機能です。
[実績]
ADVなので難しい実績はありませんが、
シュタゲよりもフラグ立てに失敗しやすいと思います。
ルート分岐であるついポの返信はタイミングが限られており、
しかもついポでの書き込み状況はシュタゲのメールと違い
知らせる機能がありません。
そのため、ロードが入って場面が変わるたびに
ポケコンをチェックしなければなりません。
そこがちょっと面倒ですね。
[GOOD]
・ほのぼのとサスペンス要素のバランスがいい
・デイリーログがありがたい
・ついポを読むのが楽しい
ロボノは正直ロボットばかりだと思っていたのですが
300人委員会絡みの話もかなり出てきて面白かったです。
過去2作よりも明るい雰囲気でほのぼのしていたのに
300人委員会の話が出てきたあたりで急に不吉な予感がしてきて、
不気味なサスペンス要素が出てくる。
一部でそういう不気味さもありながら、ほのぼのしたところは
ほのぼのしていたり。
うまくバランスが取れていたように思います。
日付ごとにやり直せるデイリーログの機能が非常に便利でした。
好きなシーンだけもう一度見たりやり直したりできます。
カレンダー形式なので時系列もわかりやすいですしね。
こういう機能はぜひ今後も搭載してもらいたいです。
あと、ポケコンを操作するのが面白かった。
特に面白かったのはついポですね。
本当にツイッターをうまく模写してるというか、
ああ、こういうツイートするやついるなっていうのが多くてw
メインキャラクターよりも、それ以外の人物のツイートを
読むのが楽しかった。
何かのイベントシーンの後はがっつり読んでましたね。
[BAD]
・各キャラのENDがENDになっていない
・ついポの書き込みにお知らせ機能がついていない
・主人公に魅力がない。メインヒロインも微妙。
過去2作に対して明らかに劣る点は、各キャラの個別ENDの
ショボさだと思います。
過去2作は個別ENDでも、メインストーリーが何らかの形で
まとめられて終了していました。
しかし、本作では各キャラの個人的問題が解決しただけで
メインストーリー的には何も終わっていません。
ロボノは夏に始まり、最終的には冬まで続く
数ヶ月に渡るストーリーとなっています。
その数ヶ月の中に各ヒロインたちにスポットを当てて
描かれる「月」があります。それが本作の個別ENDです。
大きなストーリーの流れの一部「通過点」として
描かれているだけです。
通過点の一つとしてしか描かれないのなら
END分けた意味がないと思うんですよね。
しかも、10月はサブヒロイン①、11月はサブヒロイン②
というように時系列も決まってしまっているので
フラグ立て失敗して時系列がバラバラになるくらいなら
いっそルート分けしなくてよかったと思うんです。
アニメ化があまりにも早かったことを考えると
最初からアニメ化するつもりでこういう形にしたのかも。
それにこちらのほうが脚本も楽でしょうしね。
キャラごとにメインストーリーを完結させなくていいわけですから。
そういう意味では一番作りこみが甘いのかもしれません。
あと、フラグ立てがしづらいなと感じましたね。
ストーリー上の選択肢でもなくシュタゲのように
メールの通知も来ない。
だから、気づくとフラグ立てに必要なツイートが
流れてしまっているということも。
しかも返信のタイミングがかなり短い場面もあり、
ちょっと会話が進むともうポケコンが開けないということも
結構ありました。
サブヒロイン全員のエンディングを見て
トゥルーエンドコースに入ると、
各キャラのツイートお知らせ機能がついて
画面に表示されるようになります。
今更、遅せーよ!!
むしろその機能こそ最初からつけるべきでしょう。
なんで分岐のないトゥルーエンドルートで
ツイートお知らせ機能つくのか意味がわからない。
それから、今までで一番主人公に魅力がないです。
全体的に他人事、ゲームの腕を鼻にかけており、
なぜか発言も全部上から目線。
みんなが頑張ってる中、ふんぞり返ってゲームやってるだけ。
最後のほう本気出してきますが、今更感情移入もできませんでした。
あとヒロインも後先考えず突っ走るタイプで
見てるこっちが呆れてしまうレベルでした。
この二人ばかりが登場する序盤は萎えかけました。
序盤の最後くらいから登場人物が増えたり
300人委員会の話が出てきて面白くなってきましたけど。
あともう少し序盤のノリが続いてたらやめてたかもしれません。
[総合]
ストーリーが面白くなるまでにやや時間がかかるものの
総合的に見るとそこそこ面白かったです。
ただし、科学ADVの中に順位をつけるなら
私は一番下にしますね。
ただ過去2作にない明るい絵柄・雰囲気なので
癒されたプレイヤーも多いのでは?
ゲームは高くてちょっと・・という人は
アニメを見てみるといいかもしれませんね。
[評価]3000/4100円
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2012/11/23 (金) [Xbox360]
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